理事長所信

理事長所信

 

一般社団法人城陽青年会議所
2019年度 理事長 吉岡 孝広 

はじめに
私は、「自分は何のために生きるのか。」と自らに問いかける時、自分ではない大切な人の顔が浮かんできます。人は、誰かのためを想うときに本気になり、力が生まれます。大切な人が住み暮らすまちに貢献したいという行動も、大切な人を想う気持ちの延長線上にあり、それゆえに、大切な人を想うだけでは終わらないのです。その原点である「想い」によって、世のため、人のために生きようとすることができるのだと考えます。まず身近な人達の成長を促し、笑顔になることからはじめ、そこから活気ある活動を展開していきましょう。
私たちの誰もが、一人で成し遂げられることには限りがあります。しかし、それぞれの個の力を結集し、生かし、昇華することで、組織としての力になり、その力は数倍、数十倍となるだけでなく、地域やまちの未来設計を良い方向へと導けるほどの活動・運動を興しえると信じています。1982年に設立された城陽青年会議所は、今年で38年目を迎えます。先輩諸兄が綿々と繋いでこられた歴史、運動の原点にある志に学び、今に対して果敢に挑戦していく。つまり、「明るい豊かな社会」の実現への熱い想いは、まちを想い、人を想い、未来の為へと邁進する勇気を与えてくれるでしょう。そして、目の前のことに対して、失敗に臆することなく、果敢に挑戦し、やりきって行く。「決めたことを決して諦めずに完遂する。」私が青年会議所に入会して一番に学んだことであり、今年度の礎として、青年会議所運動を進めていきましょう。

魅力ある人づくり
城陽青年会議所は、会員数も増え、全体として元気で活気のある仲間が集まっています。しかし、一人ひとりを見ると、それぞれの得意分野を広げ、より多角的に物事を見ることのできる人材に成長する必要があります。近年になって、職業や働き方の多様性が如実に認められる時代になってきました。仕事の進め方自体を時代に合わせて変えていかなければなりません。その中で我々は青年経済人として、伸びやかさを持った人材へと成長していく必要があります。私は、すべてのメンバーに、より視野を拡げ、感性や人間性の幅を拡げてほしいと願っています。私自身の経験からも、何かに対して飛び込む勇気を与えてくれたのは、今までの自分がしてきた仕事や学びです。メンバー自身の強みを再発見し、弱みを克服していく。そのような例会を通して、本気で自分の考えや行動が変われば、目に見える形で周囲に刺激が伝わるはずです。常に、良い刺激や学びを得られる場所で、最後まで粘り強く果敢に挑戦することによって、過去の自分とは違う、新しい自分に出会うことが可能になり、まちに、人に、影響力を与えられる集団を目指しましょう。

希望あふれるまちづくり
いま城陽は変革の時期をむかえています。市街地開発や企業誘致をすすめ、京都府南部における城陽市の意味合いは、ベッドタウンから交通の要衝へと大きく変貌を遂げてきています。このまちには、未来への希望がつまっています。まずは、この変革のときを大いに盛り上げるため、我ら城陽青年会議所の活気溢れる若人も、何を守り、何を守るために変革していかなければならないのでしょうか。そして、先輩諸兄が伝承されてきた継続事業は確実にまちの賑わいを創出し、いまでは、まちの風物詩と定着してまいりました。今だからこそ、気薄となっている人と人とのつながりを深めるための、更なる出会いを生む新しい企画を考え、やりきることで、まちの方々と共に新しく生まれかわりつつある城陽の未来を更に明るく照らします。

信頼される組織運営 
青年会議所の年間の活動は、多岐に渡ります。現役メンバー一人ひとりが、全力で活動ができるように、組織運営の基盤としてさまざまな活動をサポートする体制を強化します。まずは、多様化する情報社会の中で、より多くの方々に我々の活動が発信できるよう、積極的な広報活動を行います。そして、このまちにある身近で信頼できる青年団体として、対外的にも今まで以上の存在感を創出し、期待と信頼を得られる団体へと成長します。また、従来からやってきたことだけでなく、より丁寧で温かみのある組織運営を目指します。更に規律や秩序の順守を促すことにより、メンバーに青年会議所の本質を再確認していただき、円滑な組織運営とLOMの発展に繋がると確信します。


想いを繋ぐ
私たちには、日本青年会議所をはじめ、近畿地区協議会、京都ブロック協議会など、多くの出会いと学びの機会が与えられています。現在の城陽青年会議所のメンバーは、それぞれが自分に誇りをもてる得意分野をもち、それを生業として仕事をしていますが、更に外に目を向ければ、自分が全く触れてこなかった世界が無限に拡がっているのです。LOMの外に出て活動をすることは、違う文化に触れる経験ともいえるでしょう。その貴重な経験をできるだけ多くのメンバーに体感してもらうことは重要なことです。時として、苦手な壁を迎えることもあります。その壁に立ち向かう想いを全力で支えることのできる組織体制をつくります。そしてその出向メンバーが得た学びをLOMに持ち帰り、共有することで更なる成長に繋げてまいります。

新たな仲間とともに
全国で会員数が減少傾向にあります。人で成り立つ組織に会員拡大は、切っても切り離せない課題であります。しかし、個々が魅力ある青年経済人になれば、仲間が仲間を呼ぶ組織へと発展し、会員は自ずと増えると考えます。そのために、我々は何より、個々が向上心をもち成長を遂げること。次代に向けてメンバー間の友情を構築し、全会員で助け合う雰囲気づくりに努めること。青年会議所活動に対する開かれた場、意識変革の機会を創出すること。そして、創始から先輩諸兄の不断の努力で継続されてきた日々の活動や事業を、熱き想いをもって取り組む姿勢をまちの人々に届けること。いつの時代も、人は人に突き動かされるものだと信じています。


最後に
歴史ある青年会議所の理事長という、名誉ある大役を仰せつかることになり、喜びと責任の重さを感じておりますが、同じ時代に生まれ、同じ地域で育ち、同じ志を持った仲間が集うこの素晴らしい組織を、さらに強く熱く輝けるものにしてゆくため、「完遂 ~over the top ~」のスローガンのもと、一年間全身全霊で駆け抜ける所存です。

 スローガン
完遂  ~ over the top ~


基本理念
  昨日に学び、今日を生き、未来に期待しよう!