理事長所信

第37代 理事長 池田憲司

はじめに

 1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、「新日本の再建は我々青年の責務である」という責任感と情熱を持った青年有志により日本の青年会議所運動は始まりました。それから33年の時を経て我がまち城陽を愛する青年有志が集い、「次代を担う若い力の集結によって一人ではできなかった事を多くの友と力を合わせ、未来のあるべき姿を模索し発展の礎とする為、研鑽と友情のきずなを深める場を持つことが必要」と考え全国で696番目の青年会議所として城陽青年会議所が誕生しました。本年、城陽青年会議所が誕生してから37年目を迎えることができるのも先輩諸兄が高い志を胸に、時代に即した運動を展開されてこられた結果です。我々は、その創始の精神と伝統を引き継ぎ、「修練・奉仕・友情」の三信条のもと「明るい豊かな社会の実現」を理念に掲げ情熱と使命感を持ち、城陽(まち)の未来のために果敢に挑戦し行動しなければいけません。愛する家族の為、地域の為、国の為に未来を見据え青年会議所運動を強く推し進めていきましょう。

規律ある組織運営と効果的な情報発信

私達は、「明るい豊かな社会」の実現という共通の目的のもと、日々活動しています。今後も地域から信頼され、規律ある組織運営をしていかなければなりません。そして、その同じ目的に向かって進む為には、組織内の人間関係が円滑に機能していることが必要になります。一人ひとりが役職に応じた自身の担いを自覚し、責任感、使命感のもと行動し、信頼関係を構築しましょう。そうすることで、組織として最大限のパフォーマンスを発揮できると確信します。また、総会や理事会等の会議においては事前準備から設営、円滑な進行、正確な記録という一連の流れをしっかりと行うことが必要です。さらに、事業や例会の告知、報告の発信は、市内の諸団体、市民の方々に、城陽青年会議所の運動・活動を認知していただくと共に、理解を促進する一助になると考えます。理解を深めていただく事で、事業や例会への参加促進や繋がりが強くなると考えます。城陽青年会議所の活動を今以上に認知して頂き、より幅広い繋がりを強固なものにしていくために、ホームページ及びSNS、様々な広報媒体を活用し、積極的に対外へ向けて発信し続けていきましょう。そうする事で、地域からもさらに信頼される組織になれると確信します。多種多様な価値観が共存する組織の中で、会員が切磋琢磨できる環境を創っていきましょう。

魅力あるJAYCEEの育成

近年の城陽青年会議所は、経験豊富なメンバーの卒業により入会3年未満のメンバーの割合が非常に多くなり世代交代が急激に進んでいます。これからのLOMや地域を牽引する若い人材の育成は喫緊の課題です。青年会議所の宝は紛れもなく「ひと」であり、青年会議所メンバー一人ひとりの成長がなければLOMの成長はありません。メンバー一人ひとりがJAYCEEとして成長し、地域を牽引するリーダーでなければならないと考えます。JCの行動規範、流儀・作法、すなわち「JCプロトコル」は、長年、各地青年会議所で受け継がれてきたものですが、JCメンバーの平均在籍年数が短くなり、JCプロトコルの体得や伝承が難しい時代になってきているのが実情です。青年会議所という組織にいるJAYCEEだからこそ、同じ時間を共有するメンバー同士が互いのことを想い、相手の立場に立って行動できる模範となるひとを目指さなければなりません。そのためには、セレモニーの設えについても今一度メンバー各々がその重要性を再認識することが必要です。JCの本質を知り、魅力あるJAYCEEへの成長がLOMの発展に繋がると確信します。ひとはひとでしか磨かれず、自身を成長させてくれる仲間との出会いがその後の生き方をも変えてくれます。青年会議所という学び舎で様々な経験を積み、成長する事で地域のオピニオンリーダーとして活躍できる人財になりましょう。

郷土愛を育み地域活性へ 

城陽市には、特色ある風土が数多く点在し、自然に満ち溢れたまちです。農産物や産業等誇るべき地域資源が多くあります。地域の未来を築いていく上では、このまちに住む人々に対し、自分が住む地域により一層の関心を持っていただき、これらの地域資源を地域の方々が魅力と感じることが大切です。さらに、その魅力を他者とも共感できることが重要だと考えます。自分が魅力と感じていることを他者にも評価されたとき、そのものに対してさらに魅力を感じるはずです。この地域の魅力について多くの方々へ発信し、気づいていただき、共感していただける事業を展開していかなければなりません。そうすることで、さらなる郷土愛が育まれると確信しています。そのためにも、今年度は地域の人々が地域の資源を見直し、それらを意識的に活用することで地域の発展につなげようとする運動(ローカルファースト)の視点から事業を構築していきましょう。

次代を担う青少年の育成

地域に住まう子ども達は、次代を担う存在であり地域の宝です。家庭や学校はもちろん、地域が一体となり育んでいかなければなりません。近年、少子高齢化や人間関係の希薄化等、子ども達を取り巻く環境が大きく変わる中、子ども達の直接体験は減少傾向にあると言われています。特に、地域社会との関わりをもつ機会が乏しくなってきており、そのことが、子ども達の他者や地域に対する関心の低下の原因となっていることが指摘されています。従来、子ども達は身近な地域の中で、豊かな自然や地域の方々との触れ合いを通して、創造する、工夫する、困難を克服するといった機会を得ていました。また、屋外で遊ぶ際に自ら遊びを考案し、遊びのルールを友達同士で取り決める等の経験を重ねるなかで、周囲と協調することや規範意識を遵守することの重要性を直接学んでいました。しかし、子ども達の直接体験が不足することで、このような創意工夫や協調性をはぐくむ機会が減少していることが懸念されています。地域の人々の誰もが自分の住む地域に誇りと愛着を持ち、その中で、地域の大人が手を携えて、子ども達を育てていく環境を醸成することが必要だと考えます。責任世代である私たちが、世代を超えた体験活動を展開し、地域の子ども達の成長を温かく見守り、共に育んでまいりましょう。

未来へ繋ぐ拡大交流

会員拡大は、青年会議所活動をこの地域に広げる事を目的とした永遠の継続事業です。会員拡大はなぜ必要なのでしょうか。我々の運動は小さな事から始まりますが、それを多くの人達と共有することで、より多くの歓びにつながると確信するからです。たった一人の無謀な夢はたわごとと言われるかもしれません。しかし、それを支える人が増えるとどうなるでしょう。まとまることで大きな意志となり、やがて、無謀と言われた夢は実現していきます。つまり、夢を持つ人たちが繋がる事で大きな力を生み、それによって地域は変わるのです。私達が行っている青年会議所運動の目的、日々の活動から得た経験や達成感を伝え、私達の活動に共感して頂く事が大切だと考えます。一人でも多くの同志を増やし、共に活動しましょう。

全てに全力で関わり機会を活かす

日本JC・近畿地区協議会・京都ブロック協議会では、地域や国の発展のために、各地から多くのメンバーが集い、物事を多面的な視点で捉え、多種多様な価値観で運動を展開しています。様々な出向の経験は、青年会議所活動だけではなく、ビジネスにおいても大きな変化をもたらします。そのような環境に身を置くことは、自らの価値観を大きく変化させ新たな発想を生み出す原動力となると確信します。出向者にはLOMの代表として、大きなフィールドで存分に力を発揮し、成長という貴重な機会を得ることと共に、広くネットワークを築き、友情というかけがえのない財産を手に入れていただきたい。そして、出向先で得る多くの経験や学びをLOMに還元することが、出向者やLOMにとっての意義と考えます。そのためにも、各種事業や大会にメンバーが一人でも多く参加し、LOM全体として関わり共有する必要があります。出向の意義を十分に理解し、積極的に参画することに挑戦しましょう。また、城陽青年会議所先輩諸兄との交流は、これまで築いてこられた運動・活動の歴史を直接学べる絶好の機会です。姉妹JCの慶山青年会議所とは毎年の相互訪問に加え、人的交流を重ね熱い友情を育んできました。今後も多様な価値観に触れる中で自身の視野を広げましょう。

最後に ~すべては自分次第~

 私たちは自分自身の決断により青年会議所に在籍しております。であるならば、青年会議所が自分達に何かを与えてくれるのを待つのではなく、自分達が城陽青年会議所の為に何ができるのかを考え、行動しなければならないと思います。青年会議所は40歳を迎えると卒業します。限られた時間の中で何事にも積極果敢に挑戦し、成功や失敗を繰り返す中で活きた経験を積むことが出来ます。信頼し合える仲間達と真剣に議論を繰り返し、悩みながらも前を向いて進んで行きましょう。JCに出会いが溢れていることに間違いはないが、機会という種に努力や達成感を注いで初めて出会いという花が咲く。

  
スローガン
行動で示せ!
基本理念
未来を見据え、まちのために今行動しよう

基本方針
一、 規律ある組織運営と効果的な情報発信
二、 魅力あるJAYCEEの育成
三、 地域資源を活かしたまちづくり事業の実施
四、 笑顔溢れる青少年育成事業の実施
五、 未来へ繋ぐ拡大交流の実施